【京都錦市場の大雪/12月のレシピ】
少しずつ寒い日が増えて本格的に冬を迎える二十四節気の「大雪」の頃となりました。
冬の京都の食べ物といえば「千枚漬」が思い浮かびます。京都ではお正月の食卓にも上がる縁起の良い食べ物です。
今回の大雪のレシピは「千枚漬」を使った簡単レシピをご紹介します。
【豚ロースのしゃぶしゃぶ千枚漬巻き】
お正月、おせちに飽きたら調味料要らずなのにとってもおいしい一品です。
材料
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豚ロースしゃぶしゃぶ用
150g
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ごま油
大さじ2程度
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しょうが汁
(市販のおろしチューブでも可)小さじ2程度
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きざみ壬生菜のお漬物
大さじ2程度
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千枚漬
4枚程度
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スライスした紫玉ねぎ
適量
作り方
- ① お鍋に湯を沸かし豚肉をしゃぶしゃぶの要領で火を通しザルに上げ水気を切る。(レンチンで蒸ししゃぶにしてもOKです!)
- ② 豚肉が冷めないうちにごま油、しょうが汁、きざみ壬生菜を和えておく。
- ③ 千枚漬は半分に切り、①と共にお皿に盛り付ける。
- ④ 豚肉を千枚漬で巻いていただく。お好みで紫玉ねぎも一緒に巻いて召し上がって下さい。
調味料は必要ありません!千枚漬のしっかりした昆布の旨みと甘酢おいしさがごま油で和えた豚しゃぶにマッチして、何枚でも食べてしまいますよ!
かなりおすすめレシピなのでぜひ千枚漬の季節にお試しくださいませ!
今回の「千枚漬」と「祇園茶漬(きざみ壬生菜)」は錦市場の「桝俉ますご」さんで購入しました。
千枚漬は御所のお庭の砂洲、壬生菜は御所の青松を表し、二つを合わせて食べるととてもおいしくて縁起もんとのこと。
だからお正月に食されるのですね~!短い時間に興味深いお話を聞かせてくださいました。
お味もお話しもとても楽しい錦市場です。
[レシピ・文/料理家 三島葉子]
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